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美しく軽やかな音楽でくつろぎのネットサーフィンを!「ムード音楽」、「イージー・リスニング」、「ラヴ・サウンズ」「ラウンジ」「エレベーター・ミュージック」などと呼ばれているジャンルに特化してます。 Escapade In Mood Sound !
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美しく軽やかなムードミュージックを呼び覚まそう!
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「これは、なんていうか、懐かしい感じ」
「『碧空』っていうんだよ。・・・略・・・よく晴れた日のカフェテリアの風景が浮かんでくるだろ。人の感じがする。環境音楽やヒーリング・ミュージックって、ナチュラル志向が過ぎて人の声を排してるところがどうも気に食わないんだ。」

平安寿子「とろける関係」より



51歳の男が22歳年下の彼女に自分の好みの音楽を語るシーンで発したひとこと。
演奏者にはふれていないが、おそらくアルフレッド・ハウゼでしょう。

小生も最近の「癒し系」というくくりの音楽に違和感を覚えている。
磨きをかけすぎて透明すぎる感じがする。
優しさの衣装を身にまとった傲慢な印象も受ける。
聴き方に「これで安らかな気分になってください」と注文するスタンス(これは演奏者のせいではない)が気に入らない。

音楽って嗜好性が高いから、リチャード・クレイダーマンを聴いてみんながみんなテラスで紅茶飲みたくなるわけじゃない。

音楽の作り手がすごく崇高な気分で聴いてほしいと思ったって、夜の「お供」にされる事態は容易に想像がつく。

「ムード音楽」ってそういう意味では自由な感じがする。
BGMにしてもいいよ、聴きこんでもいいよってね。
リスナーに寄り添う優しさがある。

所詮、歌は世につれるが世は歌にはつれないのだ。

人の心はそれほど単純ではないから。


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