ローラだよ

1944年の映画『ローラ殺人事件』("Laura"　)のテーマ曲「ローラ」。


映画共々大好評となり、テーマはすぐさまストリングス・オーケストラで演奏されるムード音楽の人気曲、ジャズのスタンダード曲となった。


チャーリー・パーカー。私は「ウィズ・ストリングス」好き派です。

With Strings

これがシンプルで美しい。ハープが効いています。

スリー・サンズです。

殺伐とした映画の中の牧神の音

ミュージック・フロム・ザ・ムーヴィーズ

「The Lonely Shepherd」邦題は「ロマ―ナの祈り」。

ジェームス・ラスト＆ザンフィル


「キル・ビル」で使われて注目されました。

ザンフィルの吹いているのは、パン・フルートという管楽器。
彼の国ルーマニアでは、「ナイ」と呼ぶようです。

ドビュッシーの曲にもこの楽器のことを題名にした曲があった覚えが・・・

これは「サンポーニャ」と呼ばれるパン・フルートの仲間。

ランバダ！

シェルブールの冷たいパンじゃなくて雨

シェルブールの雨傘(1964)。せつない結末の恋のお話。そして、切ないメロディー。

ミシェル・ルグランの珠玉のメロディーをアンドレ・リウで。

ディジー･ガレスビー楽団の編曲、マイルス･デイビス、ジョン･コルトレーン、ビル･エヴァンス等を従えたビッグバンド、「ルグラン･ジャズ」を展開するなど１９５０年代はジャズの活動が目立ったが、１９６０年代に入ると「シェルブールの雨傘」や、「ロシュフォールの恋人たち」等、スクリーンミュージックの分野にも手を広げ成功しました。

彼の切ないメロディーは日本人の琴線にとても触れるもので・・・

カバーも多数。

岩崎宏美　「シェルブールの雨傘」


白鳥英美子とカラベリの共演。美の共演。

クレオパトラは、7世

4時間という長さとヒットしたにもかかわらず製作費がかかり過ぎて儲からなかった映画として有名な「クレオパトラ」。

「アンチェインド・メロディ」のアレックス・ノースによるテーマ曲はジャズでは準・スタンダードくらいに取り上げられている。

まず本家


ウィントン・ケリーがストリングスをバックに。


ディジー・ガレスピーは野性的なアレンジ。



ソロもいいけどバッキングの部分がカッコよすぎる、アル・カイオラのバージョン。




フェランテ＆タイヒャーの「グリッサンド」が荘厳なバージョン。

サパテイロ通りの坂下で三人の騎士の高速ギター

レイ・コニフの「バイーア」

原曲はアリ・バホーゾが1938年に作曲した『サパテイロ通りの坂下で（Na Baixa do Sapateiro）』。
ドナルドダックの映画『三人の騎士』中でも使用されている。
トッキーニョ の高速ギターソロバージョン。